ある程度年齢をいくと、何かと病気を持っていて、
病院から渡された薬を服用することもあるでしょう。 それはひとそれぞれの事情があるでしょうし、 そういう方が、レストランに来店されることだってあります。 まあ、レストランに食事にくるくらいですから、 大病という程度ではないと思われますし、 実際元気よく普通に食事を摂られていますが、 何らか、気をつける、という意味で、新薬を服用しているのかもしれません。 その新薬を飲むタイミングについて、思うことなんですが、 だいたいそういう方は、 「私は薬を飲んでいます→体が弱いんです→デリケートなんです→お嬢様育ちなんです」 という図式はないが、まるでそういうオーラを出して、 物凄い思いっきり堂々と、新薬を飲むんです。 まず、食前酒を聞いているとき、或いはその直後(急に思い出して) 「水ください!」と。 「はい、お水はガス入りですか?ノンガスにしますか?」 と、聞くと、 「薬を飲むんです! 普通のお冷ください!」 と言われる。 あ、薬ね、、、。 まあ、とりあえず新薬服用のために水がいるのね。はいはい。 で、その飲み終わった後の入れ物を、 そのままずーーーーっとテーブルに置いておくのです。 ワインもあって、前菜の料理が並んで、 その香りも楽しんで、続いてメインディッシュがきて、 美味しい料理を食べて、、、そのそばに新薬が入っていたプラスチックの空き袋。 どういう神経してるんでしょう? え?お店の人が片付けろって?? ここはファミレスや喫茶室ではありません。 レストランの食卓に、なぜゴミを置くのでしょう? こちらが出したものなら下げますが、 レストランから提供したものではありません。 時々、食卓で鼻をかんで、その後のティッシュを丸めてテーブルに置いておく人がいるけど、 あれって、喫茶店やファミレスのウエイトレスさんだったら すぐに下げてくれるから、その習慣で、そういうものだと思ってるんでしょうか? だいたい、食事をするテーブルですから、打合せの喫茶室ではないので、 注文した料理とワイン以外に何をテーブルに乗せるって?あり得ないですよ。 ティッシュも薬の袋も、自分が持ち込んで出したゴミなら、 自分で持ち帰るべきなんですね。 或いは、自分で処理するべき。 つまり、普通、そういう行為は食卓でするものではなく、 レストルームで済ませるものではないでしょうか?? しかも、新薬を飲むってことはですね、 ファーストフード店ならまだわからなくもないですよ。 食べるため、空腹を満たすだけの店だから。 でも、レストランって、スローフードなので、 そこに「化学の結晶、新薬」を一緒にするなんて、正直、頭おかしいんじゃない?! せっかく食材や料理方法にこだわって シェフが作る料理に、化学調味料ふりかけて食べる人っていないでしょ? それやったら、嫌がらせか、或いは価値観のわからない人だと思うんです。 ファーストフードと一緒にしないでくれ!ということです。 もちろん、病気だから薬を飲んでいるのでしょうし、 飲みたくて飲んでいるわけではない人も大勢います。 そういう方は、その場の雰囲気(同じ食卓の人に配慮して)を大切にしますので、 解らないようにそっと服用するとか、 レストルームにいって処理(新薬の服用)してると思いますよ。 それがマナーというものでしょう。配慮です。 新薬は化学薬品ですよ。この世に自然にある産物ではなく、 人間が作り出したものです。 だからスローフードの店には異質!合わないんです。 命にかかわる病気で、闘病されている方は、仕方なく服用していらっしゃることと思います。 闘っているんです。 解ります。仕方ないです。 だからこそ、そういう方は周囲への配慮があります。 たまに薬を飲む人に限って、 人に見せるかのように飲むんですよねー。 「あ、私、薬飲まなくっちゃ!」(大声で) 黙って飲め! #
by warau-okami
| 2005-10-23 15:07
| その他マナーって?
とあるレストランバー。
広い空間で、客層は若いようで20代~30代層。 食事もできるし、ラウンジバーという雰囲気でもあった。 女性A: 「じゃあ、、、シャンパンが飲みたい気分かなあ。 (店員に)グラスシャンパンはありますか?」 店員: 「はい。あります。」 女性: 「じゃあ、私はグラスシャンパンを。」 男性友達は何か別のものをオーダーしていた(忘れた)。 そして、運ばれてきたグラス。 友達と乾杯をし、ゴクン。。。ん?あれ??? 「これ、シャンパンじゃないみたいーっ!」 男性友達: 「 ・・・ ? 」 そうなんです。見た目はちゃんとフルートグラスに注がれています。 もう一回飲む。 「やっぱり、違う! これ、シャンパーニュじゃないわ! カバかなあ?」 男性友達: 「でもほら、リストにはグラスシャンパンって書いてあるよ」 女性Aは 店員を呼びました。 「あのー、このグラスシャンパンって、何て言う銘柄ですか?」 「はい。えーっと、ちょっとお待ちください。 (しばらくして) 本日のグラスシャンパンは ○○○・・・○○○と言います。」 「? (聞いたことない銘柄だなあ)。 あのー、その銘柄ってシャンパンですか?」 「いえ、これはカバといってスペインの・・・」 女性A: ・・・ 「すみません。私はシャンパンを頼んだんです。カバは頼んでいません。」 店員: 「すみません。当店ではこちらしかご用意がありませんで。」 えええええーーーーっ?! か、か、カバをグラスシャンパンとしてリストに載せてるんだーっ? と、思ったけど、口にはしませんでした。 女性A: 「あ、そうですか。じゃあ、いいです(にっこり)。これでいいわ。」 と、まあそこは大人なので 自分が入ったお店が、それをグラスシャンパンとして売っているというのだから、 仕方ない。ここはそれでいいだろう。と引っ込みましたけどね。 おいおい。しかし、それはいかんだろう。 シャンパンという呼称は、フランスのシャンパーニュ地方で作れらた 発泡性ワイン(スパークリングワイン)の規定にそったものに限られていますよ。 そういう場合は 「グラス・スパークリングワイン(カバ)」とか書いておけばいいのにぃ。 同じ泡ものなんだから、産地違いくらいいいじゃないか、 なんて言わないでくださいね! 値段が違うから? もちろんそれもそうですが、 ちなみにあのカバ、グラスで1200円だったかな(忘れたけど)。 一番の問題は、味わいです! 女性Aは、泡もの、つまり発泡性ワイン(スパークリングワイン)を飲みたかったのではなく、 シャンパーニュの、あのコクと深み、熟成感あるシャンパーニュの あの個性を楽しみたかったわけです。 泡ならいいってわけじゃないんです。 シュワシュワ感を求めていたわけではないのですよ! それが証拠に、一口飲んで解りますよ! 詐欺まがいなことはしないでいただきたいっ! 「Aさん、恐いっすね。Aさんには間違ってもグラスシャンパンといって カバやスパークリングワインは出せないですね。」 というわけで、その男性友達から 今だにお誘いがない女性Aでした。 だって本当にシャンパンが飲みたかったんだもん。。。 あ、そうです(笑)、これ、私の休日のある日のことでした。 #
by warau-okami
| 2005-10-05 21:15
| ワイン
二組のカップル客。
片方は事前に予約で 「彼女の誕生日です」と、告げてあった。 その男性、正直見た目だけで言うならば 禿げ気味、体系もやや太め、服装もぱっとしない(でも清潔感ありました)、 その辺のおっちゃん、といったタイプ。 あくまでもそれは外見での印象というか、みたとおりのことです。 でも、来店された時の笑顔、名前を名乗って彼女を伴う姿、 オーダーの際の好感度といい、よい人柄がにじみ出ていて素敵な男性でした。 そして会話も楽しそうに盛り上がっていました。 相手の女性も、その男性の内面に惹かれているのでしょうね、 素敵なカップルでした。 すべてのオーダーは、女性があれ食べたいかな、これがいいかな、 という会話から、 最終的にはその男性がスタッフに告げていました。 飲み物も 「彼女はワインが苦手なので、じゃあ最初はベルギービールで。」 と、彼女の意向を確認してからオーダーされていました。 もう一組のカップル。 こちらは30代のご夫婦。 ご主人はエリートな技術屋さん風。 少し堅くなっていて、口数の少ない男性的なタイプ。 それはそれで素敵ですよね、優秀そうですし。 奥様がいっぱい喋って、それに対して返事をする程度の会話。 まあ、それはそれでいいんです。家庭家庭事情は違いますし、 それぞれのカップルの個性です。 でも、何がかっこ悪く映ってしまうかというと、 オーダーはすべて女性が言っている。 メインディッシュの選択を個人に聞くと、 それさえも奥様の目を気にしながら声を発する。 飲み物も、すべて奥様が 「あ、この人(だんな様)は車なのでお水でけっこうです。私はグラスワインの白を。」とか、 常に奥様がリードする。 実はこういうケースって多いんです。 特にご夫婦となると、やはり家計を握っているのは奥様なせいか、 それとも家庭内で主権を握っているのが奥様なのか・・・? 男性なのに、まるで子供がお母さんに相談しているような目。 お母さんの許しが出て初めて自分の意見を言える子供のような、 まるでそういう風に見えてしまうのです。 たぶん、それって男性だけのせいではなく 女性も悪いですね、自分の旦那さんをかっこ悪く見せてる。 たとえ家庭内では奥様の方が旦那さんより強くても、 人前では旦那さんを立てるのが日本の女性の美というものではないでしょうか? きっと子供ができたらエリートコースに仕立てるべく教育ママになるんだろうなあ、 と、見えてしまいます。 うわあ、伸び伸びできなくて可愛そう、子供も旦那さんも。 で、確かにそうやって育つ子供は(かわいそうだけど)小さい時から英才教育で そしてエリート進学、就職と、明るい将来が待っているのでしょうけれど、 女性にもてるかなあ?頭よくてももてないとなあ。。。 マザコン息子じゃ、女性にもてないしねぇ、、、 生涯独身の息子にしないよう 女性にもてるよう文化レベルも教育してあげてネ。 と、他人ながら心配してしまうケースが多いのざます。 やはり、男性にかっこよくあってほしいので、 女性としては、直接お店のスタッフにオーダーするのではなく、 女性は男性に告げましょう。 「私、これが食べたい。これでいいです。」というように。 で、男性は、 「では、彼女にはこれとこれを。私はこれとこれで。」 というように、スタッフに女性の分も含めてオーダーしてください。 飲み物も 「シャンパンで乾杯しようか?それとも甘いのがいい?」 と彼女に聞けば 「そうね、シャンパンがいいわ」 とか 「私は今日はビールが飲みたいわ」 など、何かしら言ってきますから、 それをオーダーするなり、スタッフにこういうのはある?とたずねるなり、 とにかく男性がリードしてください。 常に彼女(奥様)の顔を見ながら聞いてあげる、 その反応で貴方は判断し、それを貴方の口でオーダーする。 女性に言わせてはかっこ悪いですから。 ということは、逆に女性こそ、気を遣わなければなりませんね。 男性に告げるのですよ。男性をたてるのですよ。 そのほうが素敵な女性、と映るわけです。 レストランに慣れている素敵なカップル、と映るわけです。 #
by warau-okami
| 2005-08-27 14:59
| 男性のための
「テーブルマナー」記述サイトを見つけましたので
お奨めします ↓ 「メートル・ド・テル徒然草」 こちらはフランス料理レストランのサービス現場のプロ中のプロ!の方のブログです。 特にレストランで働く人に大変勉強になるプロ向き。 でもこの中の「テーブルマナー」シリーズその1~6(2005年8/19現在)は これからレストランマナーを覚えたい、という人に超お奨め! マニュアル書です。必見! ↓ 「メートル・ド・テルの科学と学習」 テーブルマナー その1~ #
by warau-okami
| 2005-08-20 03:06
| 食べ方?
食べ終わったお皿。
ナイフとフォークを右側に揃えておけば、 それは「食べ終わりました」のサイン。 お店の人は、お皿を下げてくれます。 ただし、食卓全体が揃ってから下げるのが基本です。 相手の人が食べてる途中なのに、 食べ終わった人から先に下げるようなことはしません。 それじゃあまるで「早く食べろ」と言ってるようなもの。 そんなことはあり得ませんものね。 ところで、滅多にいませんが、 時々、食べ終わった皿を脇にどかす人がいます。 それは「私はもう食べ終わったから、この皿どかして!」とでも 訴えているようなテーブルの端によけられた皿。 非常に見苦しいです。 そういうことをしてしまうことこそ、 『お里が知れる』と思われてしまうことです。 習慣って恐ろしいものですよね。 上品に喋っておすまししている女性でも、 食べ終わった皿をどかしていると、 そういう家庭の育ってきたんだろうなあ、 と、思われてしまいます。 滅多にそんな人いないんですけどね。 #
by warau-okami
| 2005-07-10 20:22
| 食べ方?
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